需要と供給を左右する要素ー立地

不動産投資において、立地というのは、最大の価値基準だと、そう見なしている人は多いかもしれません。これまでに述べたような、雇用やそれに変わる人口を担保するような要因を持っていると判断できるような立地であること、これは第一に検討すべき問題と言えます。そのような大前提となる、土台の条件をクリアした物件に関して、ようやく普通に言われるような意味での立地、つまり物理的特徴などが視野に入ってくることになるでしょう。

交通量の多い、大きな車道から、よく見える位置にある物件は、ここは賃貸物件ですよ、とアピールしている立て看板も当然、よく見えることになります。これは些細なことではありません。その賃貸物件自体に看板が立っていて、これが不特定多数の目に毎日入る。これは広告を打つことに匹敵する、コストパフォーマンスの高い宣伝の一つです。

また、これらの要素を踏まえて、誰もが好立地だと思うような土地があります。小さな子供でも名前を知っていて、大人と同じようなイメージを共有しているような、非常に人気の高い地域。あなたはまずは、そのような敷居のたかそうな取引は避けて通るべきだと、リスク面から考えるかもしれません。慎重に物事を運ぶこと、これは原則ではあります。しかし、有名でパブリックイメージが強い分、収益のパーセントも非常に高く、運営実績を調べても、失敗のリスクは低そうだと判断できそうであれば、どうでしょうか。チームや共同出資者さえいれば、あなたの現在の資産額の代償は問題ではないのですから、その類の地域の物件であっても、無条件に候補から除外する必要は、ないのではないでしょうか。