フォーカスするために必要なこと

国内の住宅、そのような非常に大きな最低限の条件から、地方を選び、都道府県、市区町村を絞り込み、その中で特定の種類の、売りに出ている物件を候補として、デザイナーズマンション、コンクリート打ちっ放し、……このような形で、カメラが被写体にピントを合わせるようにして、あなたにとって理想的な投資対象にフォーカスして行きましょう。

そのためには、これまで主張してきたように、それぞれの分野の専門家に依頼する、もしくはアドバイスを得ようと試みるのが良い、しかし、あなたは彼らの口から状況や判断の根拠を聞き出して、専門家に寄り添うように、全ての過程を知っておくべきでしょう。自分が率いている取引の実情について知らない、単なる名ばかりの投資家になってしまうことのないように、常に情報や刺激に対するアンテナを張っておくと良いでしょう。

物件の置かれている環境を、あなたは変えることはできません。しかし、環境に合わせてそれに適した運営ということならば、可能です。サーフィンが波を作るのではなく、うまく波に乗るスポーツであるように、不動産投資もまた、それなりに固定された状況に参入することですから、あなたは対象マーケットについて、自分の思い通りに変化させようなどとは考えないはずです。周囲の環境の中で、必要な形態の物件であり、かつ、同種の中でベターな選択肢として選ばれやすいように、運営管理する。このことを考慮し、自分にはどのような修繕や増築ができるのかという現実的な可能性を重ね合わせて、それでは、売りの時点ではそのような条件を満たしていれば良いのか、という明確なイメージを持たなければ、行き当たりばったりの、アイデア勝負の投資となり、リスクも高まるというものです。